おかゆ++

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手配線で自作キーボードを作る講座

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実際に自作キーボードを作成しながら、作り方を解説していく講座です。 自作キーボード初心者でも完成させられるよう、なるべく詳しく解説していきます。

この講座について

この講座は以下のような前提で進めていきます。

  • 基本的には自分が学んだことをダラダラと書いたものです。
  • 自前の3Dプリンター、もしくは3Dプリントサービスを利用して、自作キーボードを作成します。
  • 販売されているキットを組み立てるのではなく、オリジナルの配列(または既存の配列のクローン)で作ります。
  • PCB基板は作らず、電線を直接はんだ付けして、手配線(空中配線)します。
  • マイコンは Pro Micro を使います。ファームウェアには QMK Firmware を使います。
  • 3Dモデリングには Fusion360 を使います。
  • キーキャップは購入します。(3Dプリンターで作ることもできるけど、今回はスルー)
  • 読者のスキル的には、テキストエディタCUIをある程度使用でき、問題が起きても自力で調べて解決できる程度の技術レベルを想定しています。

注意事項

  • この講座を読んだからといって、すべての人が自作キーボードを作れるようになるわけではありません。
  • 必要な道具・部品の購入ではネットショップを利用していますが、その際のトラブル等の責任は負いかねますのでご注意ください。
  • アプリケーションのインストール手順、CUIの操作についてなど、自作キーボード自体にあまり関係のないところは省略しています。手順が分からなければ都度調べて対応してください。
  • この講座で作るキーボードは LEDをつけません(光りません)。 これは単に、私が自作キーボードを作る理由が 「最も自分が使いやすいキーボードを追求するため」 だからです。光っても光らなくても、使い勝手には影響ないので……

なぜ手配線?

私がPCB基盤を作ったことがないからです。

というのは半分冗談で、実際のところは、基盤がなくても作れるからです。 なくてもいいのに、わざわざ作らなくてもいいじゃん? というのが本音です。 世に色々と出回っている、アクリル版とLEDを使ったピカピカ光るキーボードにするなら必要ですが、3Dプリンターで作る場合、基盤が見えるような筐体デザインにはならないと思いますので、手配線で十分だと思います。

Gitリポジトリ

この講座のサンプルとして作成する3Dモデル、ファームウェアなどはすべて以下のリポジトリで公開しています。

github.com

また、完成後の状態はこんな感じです。

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講座一覧

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