この記事は「3Dプリンターで自作アーケード筐体を作る」の第4回です。
前回の記事
動作確認していく
前回までで完成しているはずなので、動作確認!
動いた! ヨシ!
外観や機能のまとめ
改めて外観と機能を紹介していきます。
全体
真っ白な筐体で結構お気に入りです。 ただ安物のラッカースプレーで塗ったので、経年で色が変わるかもしれないですね。
電源回り
電源コードは抜き差しできるようにしたので、移動も楽にできます。
HDMIポートは入力となっており、内臓のレトロフリークだけではなく、別のゲームを接続して遊ぶことができます。 (ただその場合、筐体のレバーとボタンを使うことはできませんが……)
USBポートはレトロフリークから延長されたものです。 ここにUSBコントローラーを接続して2人プレイや対戦を楽しんだり、 レトロフリークのカートリッジアダプターを接続して、ゲームをインストールすることができます。
コンパネ、ボタン、ボリュームなど
メインのボタン類はスーパーファミコンをイメージした配色にしてみました。結構いい感じじゃないでしょうか?
前面とサイドにもボタンを配置してみました。スタートボタン、メニューボタン、倍速ボタンなどを設定しています。
黒いボタンはレトロフリークの電源ボタンになっています。 このボタンを設置するためにレトロフリーク本体を開けて電源線を引っ張り出してきているので、もう保証は受けられないかもしれないです。 レトロフリークは割と壊れたって話を聞くので不安ですが、まぁ壊れたときに考えます。
右サイドにはボリュームノブ、イヤホンジャック、ミュートスイッチがあります。 イヤホンジャックは結構ノイズが乗っていたので、グランドループアイソレーターなど使った方がいいかもしれないです。筐体中に仕込んでもいいかも。
まとめ
- イイネ!
- ちゃんとゲームが動く!
- 部屋にアーケード筐体(っぽいもの)がある。インテリアとしても最高。
- レバー、ボタンともに好みのセッティングにできた。
- ロゴがかわいい。お気に入り。
- ヨクナイネ!
- 塗装の食いつきが弱い。
- ネジ穴の周辺など、塗装が剥げてしまっている。
- 塗装前にもうすこし足つけしておけばよかった。
- なにかをぶつけたりしてもはがれてしまうかも。
- ヘッドホン端子の音にノイズがのっている。
- これは前述したようにノイズ除去のグランドループアイソレーターを仕込めば緩和できそう。
- 電源が入っているかどうかがわかりづらい。
- 電源スイッチがオンになっているかや、レトロフリークが起動しているかなどがわかるLEDを設置できればもっとよかった。
- 塗装の食いつきが弱い。
- 次はこうしたい!
- もう少し曲線的なデザインにする。
- 今回のデザインだと、3Dプリンターで作る意味が薄い。木材でも十分作れる。
- ブラストシティなどの筐体は曲線が取り入れられているので、参考にしたい。
- モニター位置を高くする
- 少し視線が下向きすぎるかも。
- スピーカーの位置をモニターの下にして、位置を上げるとよさそう。
- VEWLIXなどは上下にスピーカーがあるので、真似してもいいかも。
- もう少し曲線的なデザインにする。
いくつか悪い点も書きましたが、おおむね満足、というか大満足の出来です。
この筐体を作ったのがきっかけでレトロゲーム収集にもハマったので、いろいろなゲームを遊びまくります!
最後に
ドクターマリオは最高のゲームです!