おかゆ++

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【3Dプリンターで自作アーケード筐体を作る】3. 組み立て、配線、完成まで

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この記事は「3Dプリンターで自作アーケード筐体を作る」の第3回です。

前回の記事

okayu-moka.hatenablog.com

組み立てる

部品がきれいに完成したので、とりあえず仮組してみます。いいかんじ!

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いいかんじ

コントロールパネル(コンパネ)部分

レバーは、パネルからボールの頂点までの高さだいたい55mmになるように取り付けます。 筐体側面を含めて17個のボタンを取り付け。1つだけ穴が余ったので、適当に作ったメカクシキャップで潰しておきました。

BROOK ZERO-Pi Fighting Board EASY のマニュアルを読みつつ、配線していきます。 ZERO-Piが持っている機能よりもボタン穴の方が多かったので、筐体側面のボタンはいくつか同じ機能になっています。

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マニュアルを見ながら配線。ボタン穴作りすぎた。でも塞ぐことは簡単でも穴をあけるのは大変だからこれでヨシ。

電源部分

電源パネルに電源スイッチ、USBポート、HDMIポート、電源ソケットなどを取り付けます。

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電源部分は分離できるようにしておきました。後からHDMIポート増設するかも。

市販の電源タップを使って、内部用のコンセントを設置しています。固定は両面テープです。

本当はちゃんと電源設計できればいいんでしょうが、電気回路に疎くて自信がなかったのでこんな感じにしました。

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電源タップを内部に設置。融通が利くので便利

スピーカー、アンプボード、モニター、レトロフリークなど

スピーカーは筐体に直接ネジで固定します。設計が適当すぎてかなりネジ止めが難しかったです。

アンプボードもベースにネジ固定して、筐体に取り付けます。

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スピーカー、アンプボードを取り付け

モニターは分解して、基盤と液晶部分を分けておきます。液晶をテープとネジで固定して、筐体に取り付けます。

レトロフリークは取り外しもできるように、ツメで固定するような形にしました。ツメの部品と筐体は両面テープ固定です。

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筐体に収まるように配線していく

配線ができたらフタをして、ほぼ完成。あともうちょっと。

ロゴステッカーを作る

トップ部分にいい感じのロゴステッカーを作って張ります。

この筐体はレトロフリーク内臓でなので、もじって arcade freak という名前を付けました。

ええ感じのフォントを探して、Photoshopでデザインしていきます。完成したのがコレ。

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ええ感じのロゴ。かわいい。

これをラベルステッカーに印刷します。普通のインクジェットプリンターで使える優れものがいっぱい売っています。 今回つかったのはプラスの耐水フィルムラベル。

ついでに、レトロフリークのロゴなども印刷して、ロゴとあわせてペタリ。

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作ったステッカーをペタペタ。

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BROOKの基盤に入ってたロゴステッカーや、モニターに張られていたシールもはがしてペタペタ。

そして……

完成!

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やったぜ

次回は動作確認していきます!

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