さくらのレンタルサーバをやめてGitHub Pagesを使うことにした(経緯と簡易手順)
このブログの話ではなくて、 7年ほど前からやっている スタジオ蜜柑(http://studiomikan.net) のサイトの話です。
開設してからこれまでさくらのレンタルサーバを利用していましたが、 静的ページを公開するだけなのに毎年サーバ代を払うのがしんどくなってきたので、 GitHub Pagesを使うことにしました。
レンタルサーバを借りた当初は、PHPやMySQLが動く→WordPressが動く、 というのが理由の一つだったのですがWordPressは管理がしんどくて使うの辞めちゃったので……
色々動くサーバがほしければVPS借りるなりすればいいので、 レンタルサーバのほうはそのうち解約すると思います。 ドメインは変えたくないので、さくらのドメインは引き続き利用していきます。
レンタルサーバなどを使う場合でも、結局ソースコードはGitHubで管理すると思うので、 だったらもう最初から全部GitHubで完結するようにしておけばいいと思います。
GitHub Pagesへの乗り換え作業メモ
以下、簡単な作業手順を載せますが、2018年3月時点での話ですので、留意ください。
基本的にはGitHubのドキュメント↓に載っていたので、そちらを参考にするほうが確実。
Using a custom domain with GitHub Pages - User Documentation
Setting up an apex domain - User Documentation
GitHub Pagesの用意
元々、ソースコードはすべてGitHubで管理していたので、 Settings > GitHub Pages から設定を変更するだけでした。
今回は一応、docsフォルダを公開ページとしました。
GitHub側でのドメイン設定
軽く調べると、CNAMEファイルを作ってリポジトリに配置せよ、 と解説しているサイトが多かったですが、GitHubの設定画面から設定できるようになってました。
Custom domain のところを設定すると、自動でCNAMEファイルをコミットしてくれるようです。
さくらのドメインでの変更
さくらの会員メニューにログイン後、 契約情報>契約ドメインの確認>ドメインメニュー>ゾーン編集 から設定していきます。
トップレベル(studiomikan.net)でアクセスできるようにしたいので、 種別「A」の変更が必要となります。
最終的にこんな感じになりました。
あとは待つだけ
設定が反映されるまで待つだけです。
Windowsならnslookup
で確認できるかと思います。
nslookup studiomikan.net
ドメイン関係の設定伝播時間とは別に、 GitHub Pages自体もリポジトリにコミットしてから反映までタイムラグがあるようなので、 ちょっと時間がかかりました。(20分くらい?)