おかゆ++

IT業界の片隅で生き残るブログ

自作キーボードを作ります① きっかけ&買ったもの

きっかけ

1月ごろ、とうとうHappy Hacking Keyboard Pro2を購入しました。

ずっとRealforceのJIS配列を使っていましたが、もっとコンパクトなキーボードが欲しくなり、 どうせならってことでUS配列のHHKBを選びました。 最初は配列の違いに戸惑いましたが、今はもうほかのキーボードには戻れない身体になってしまいました。

HHKBに慣れてきたころ、TwitterやQiitaで自作キーボードの記事を見つけました。 どうやらキーボードを簡単に作れるArduinoがあって、自作キーボードがにわかに流行っているらしいですね。

ということで、自分も作ることにしました。

方針とか

自分はエンジニアではありますが、完全なソフト畑の人間で、Webアプリの知識がメイン。 電子工作は完全な初心者です。

しかしC言語は勉強したことがあるので、Arduinoの言語であるProcessingはなんとなくわかります。

基本方針は以下の通り。

  • 左右分離型
  • 60%キーボード
  • なるべく安く?
  • せっかくなのでファームウェアも自作する
  • 格子配列の5×6
  • 特に変わった機能をつける予定なし(自作すること自体が目的の半分なので……)
  • つまり劣化Helix

購入したもの

購入元は秋月電子、AliExpress、ebayAmazonなど。

はんだづけの道具なども欲しかったので色々なところから購入したけど、 道具がそろっていて、自作キーボードに必要なものだけ買うなら、 以下のショップで全て揃いそう。(値段が安いかどうかは不明)

TALP KEYBOARD

[2018/03/05 追記]
TALP KEYBOARDで買ってみました。AliExpressよりも数十円~数百円高いですが、国内発送で、注文した翌日に発送されました。 商品がすぐに手元に欲しい場合や、中華サイトが怖い場合はTALP KEYBOARDで買うのがベストだと思います。 キーキャップの色も豊富で、好きな色が買えるのがいいですね。 AliExpressだとアソートが多いので……

キースイッチ

Gateron RGB 茶軸 × 70個を購入。 60%キーボード(キーが60個のキーボード)を作るつもりだけど、余裕を見て多めに注文。 購入元はebay。AliExpress より安かったです。

あとから追加で Gateron RGB 赤軸 も買ってしまった。これは2台目に使う予定です。 赤軸のほうは AliExpress で購入。

キーキャップ

DSAのキーキャップをAliExpressで購入。 DCSのほうがいいかもしれないけど、とりあえずは使ってみながら交換していく予定です。

マイコンボード

完全な初心者なので、最初は勉強・練習用にArduino Microを2台購入。 購入は秋月電子で、1台¥2,800くらい。

Arduino Microでファームウェアの原型ができた頃に、本番用にPro Microを追加購入しました。 こっちはAliExpressで1台¥650くらいでした。

ダイオード

回路に必要なダイオードは、ネットで見ていると1N4148というのが良く使われているみたいです。

今回は秋月電子で1N4148を買ったけれど、代用品として勧められていた1SS178も買ってみました。 1N4148は50本/¥100、1SS178は100本/¥100でした。 1SS178のほうが半値で買えるので、結構良さげ。(使えないかもしれないけど)

[2018/03/05 追記]
普通に使えるんで、秋月電子で買う場合は1SS178がいいと思います。

電子工作用の道具

はんだづけの道具(はんだ、はんだごて、こて台)に加えて、 ブレッドボード、ジャンパワイヤ、タクトスイッチ等も購入。

その他に必要なもの

筐体 or プレート

キーボードの外枠として、筐体となるような箱や、アクリルプレートなどが必要です。

PlankやLet's Splitなどではアクリルプレート二枚で挟み込むタイプが多い印象。 ただ、この場合はPCBがないとマイコンや接続用端子を固定するのに工夫が必要。

今回は3Dプリンタを使って作ることにしました。 3D CADも完全初心者なので要勉強です。

PCB

キースイッチやダイオードを配置する基盤が必要です。 今回は筐体を3Dプリンタで作り、空中配線する予定なので、不要(のハズ)。

参考にしていく記事

基本的には ゆかりめも 様のブログで勉強したままに作っていく予定です。 eucalyn.hatenadiary.jp

2017年の自作キーボード Advent Calendarはいろいろな記事があって参考になりそうです。 adventar.org

時間はかかりそうですが、ぼちぼち作っていきます。